2012/12/31

京浜急行電鉄1000形(1057編成)

今日は大晦日、今年最後の撮り鉄に出かけようと思い、日の出とともに洗濯し、浜松町の24時間営業のココイチで腹ごしらえをしたところまでは順調だったのですが、パラパラと雨らしきものが降ってきたので撮り鉄はとりやめて帰宅しました。
予報は晴れでしたが、外は今にでも降りそうな曇り空。昨日の大雨もあって、降ると読みました。しかし今現在は、薄曇りで編成写真を撮影するには最適の天候です。完全な天候の読み違いですが、そんな訳で24日の京急ロケが今年最後の撮り鉄となりました。
2012年は、遂に京急蒲田周辺の高架化が完成しました。1992年から95年まで仕事で毎日利用していたところなので感慨深いです。梅屋敷駅のドアカットも有名でしたが、大森町駅なんて地平時代は構内踏切がありました。すっかり近代化されましたね。
写真の1057編成は2005年8月に東急車輌で完成したもので、4次車では唯一の8両編成です。それでは皆様、よいお年をお迎えください。

2012/12/30

京浜急行1000形(1409編成)

京浜急行電鉄の主力となっている1000形(2代目)電車は、2001年度から先代1000形の置換え用として導入されました。2100形の車体と主要機器構成を基本として、片側3扉で都営地下鉄浅草線直通規格を満たした車両となっています。
車体については、サービス改善に配慮しながら、段階的なコスト削減と改良が加えらています。写真の1409編成は2次車に相当し、側窓を上方に拡大して、1次車で2連窓から仕切りをなくした大型の1枚窓としております。
1次車では機器構成を8両編成と4両編成から、6両編成を組成できるように考慮していましたが、2次車では組み替えを考慮しないことになりました。そのため1次車では2両に1台ずつ搭載してい集電装置・蓄電池・補助電源装置を1両1台に集約し、コスト削減を図っております。
写真の1409編成は、2003年7月に東急車輌で完成したもので、先述の通り2次車に相当します。また2次車では行先表示器にローマ字を併記して、外国からの利用客に配慮しています。
【撮影:佐野次郎 2012.4.30 追浜ー京急田浦間】

2012/12/24

久良岐公園 横浜市電1156号

京浜急行線の上大岡駅とJR根岸線の磯子駅の中間に位置する久良岐公園には、横浜市電1150形の1156号車が保存されています。
横浜市電の廃止から既に40年、市電保存館に収蔵された車両は別として、公園などに展示された市電のほとんどが荒廃して解体されてしまいました。
久良岐公園に保存されたこの1156号もかなり傷んで、いつ解体されてもおかしくない状況にありました。しかし有志の尽力によって美しい姿に甦りました。これは素晴らしいことだと思います。
写真の1156号車は、1952年7月にナニワ工機で完成したものです。単車の820号車の更新名義となっています。1951年に登場した1500形と同等の電装品に換装することも考えられていましたが、実現しませんでした。直接制御のままワンマン化され、市電全廃まで活躍しました。
【撮影:佐野次郎 2012.12.24】

「勝烈庵」のロースカツ弁当

皆さんは横浜を代表する味というと何を思い出されますか?やっぱり中華街でしょうか?それとも埼陽軒のシウマイでしょうか?私は勝烈庵のカツレツですね。
勝烈庵は創業86年、馬車道に本店があり、四角いカツレツがメインの「勝烈定食」が看板メニューとなっています。馬車道の本店は清潔な白木のカウンターに入って、生ビールと一緒に勝烈定食をやると最高だと思います。フルーツを沢山使っていると思われるソースがまた絶妙。
といいながらも私は普段幕張まで通勤していまして、残念ながらそうそう本店には足を運ぶことはできないのであります。そこで愛用しているのが弁当です。かつての横浜松坂屋跡地にできたカトレアプラザには勝烈庵のお店があって弁当やフライを売っています。
弁当のほうは勝烈庵フーズという会社になっていますが、店内で揚げているみたいだし、味はチェーン店より明らかに旨いです。おすすめは写真の「ロースカツ弁当」です。脂が多いと言ってしまえばそれまでですが、抜群に旨いです。

2012/12/23

京浜急行電鉄1500形(1731編成)

毎年この時期は日照時間が短く、また太陽も低く撮り鉄には若干の困難を伴います。というよりも仕事の日には暗いうちに起きるので、正直寝覚めがよろしくないのであります。これが平日の疲れを休日まで引きずる原因にもなります。
それにひきかえ鉄道員の方は、昼夜を問わず安全輸送のために尽くされているのですから頭が下がります。夜を徹して走る長距離の貨物列車や終電後の保線作業などもありますね。便利な生活は勤労の上に支えられえているのですね。
2012年も近場周辺ではありましたが、コツコツと撮り鉄に励みました。少なくとも10.000枚は撮影したと思います。なかなか整理も追い付きませんが、あまりより好みをせず、広く網を張った方が楽しめるような気がしています。
写真の1731編成は1993年1月に川崎重工で完成したもので、1500形の最終増備車に相当します。なお編成のうちT車2両は1637編成から転用したもので、1989年7月川崎重工製であります。

交通科学博物館1801号

新幹線や特急「サンダーバード」と並ぶJR西日本の看板列車の一つが新快速です。京都ー大阪間を初めてに東西に運転区間を延ばしているのはご存じのとおりであります。
今では新快速も走る京都以東の鉄道建設は、明治時代に官営鉄道の手によって行われました。大津に至る急勾配区間で使用できる蒸気機関車が必要となり、イギリスのキットソン社に導入後クラスYと称された蒸気機関車8両が発注されました。
この機関車は、1881年製の8両のほか、北越鉄道が5両発注しました。のつに鉄道院による形式称号改正によって1800形となりました。九州や東北各線の建設工事のほか、各地で活躍したのち大正末期から昭和初期にかけて東京近郊で入換用に活躍しました。
写真の1801号は、1881年にイギリス・キットソン社で完成したものです。除籍後は東洋レーヨンの専用線で使用されていましたが、大阪交通科学館(当時)に贈与され、輸入当時の姿に復元されました。
【撮影:佐野次郎 1992.1.4】

2012/12/22

交通科学博物館233号

つい先日、JR西日本が梅小路蒸気機関車に隣接して鉄道博物館を建設して両館が一体運営されることになるという発表がありました。完成は2016年で大阪・交通科学博物館の展示車両も移転することになるそうです。
大阪環状線の弁天町駅に隣接している交通科学博物館は、1961年4月の大阪環状線全線開通を記念して、1962年1月に開館しました。1993年と2002年には大規模なリニューアルを行い、屋外の展示車両には屋根が設けられました。
京都にできる新しい博物館ですが、C62形が3両になったり、D51形の1.2号機が続き番号となったり、保存車両の重複が気になるところです、できれば廃棄処分することなく、後世まで大事に保存してほしいものです。
写真の230形233号ですが、1904年に汽車製造で完成したものです。230形は民間会社による国産蒸気機関車の第1号という記念すべき形式です。1902年から1909年にかけて41両が製造され、官営鉄道・北越鉄道・北海道鉄道に納入されました。
【撮影:佐野次郎 1992.1.14】

2012/12/18

イオン本牧「ふじやま亭」のふじやまタンメン


つい先日記事にしましたイオン本牧にある「ふじやま亭」を再度訪問致しました。なんでも本牧で50年、マイカル→イオン本牧で23年続いているお店だとのことです。
今回いただいたのは、野菜たっぷりの「ふじやまタンメン」です。写真は普通盛りですが、かなりの野菜の量です。きくらげや豚肉がアクセントになっていますね。さすがに富士山のような豪快な盛りというわけではないですが・・・。
タンメンには珍しく細麺を使用しています。その他のラーメンと同じ麺を使用しているのだと推測されますが、「ふじやまタンメン」では野菜と細麺の食感を同時に味わえるというわけです。スープもわりとあっさり目で、優しい味わいで食べ飽きないと思います。
主な客層は家族&リピーターという感じですね。横浜の下町に突如出現したマイカル本牧でしたが、ホテルやバブリーな店たちは既に姿を消し、地元の日常とともにあるお店が歳月を重ねているという気がします。

2012/12/16

京浜急行電鉄1000形(1301編成)

1000形の6両編成は11次車で初めて登場したもので、1978年から普通列車用に運用されていら800形が経年30年を経過したことから導入されたものです。6両編成で4M2T、車番は1300番代の連番とされました。
6両編成は、併合なしの単独編成として使用するため電気連結器を装備しておりません。車両構成は8両編成または4両編成に変更可能なよう考慮されており、4両編成の中間にT車を2両入れたような編成になっています。
制御装置はIGBT-VVVFインバータのRG-694-A-M、主電動機は出力155kWのTDK-6162-A、補助電源装置はIGBT-SIVのIVN153-F0です。台車はTH-2100BM/TH-2100BT、集電装置はPT7117-A、冷房装置はCU71H-G1を装備しています。
写真の1000形1301編成は2011年4月に川崎重工で完成したものです。6連タイプのトップナンバーに相当する編成です。11次車では1307編成・1313編成とあわせて6両編成3本と8両編成1本(1145編成)が製造されました。

2012/12/15

イオン幕張「王家点心」の五目あんかけ焼きそば

「王家点心」は、JR京葉線海浜幕張駅から徒歩5分のイオン幕張2Fフードコートにある中華料理のお店です。四川風味を謳っております。
メニューは豊富で、チャーハン・麺類などには様々なバリエーションがあります。また餃子はとても大柄で通常の2倍くらいの大きさがあるジャンボクラスです。
このお店は店長?のトークが面白いです。10店舗ほどあるフードコートの中では人気抜群とのことです。しかし12月だけはクリスマス前後にケンタッキーフライドチキンの売上が爆発するので敵わないそうです。それでも3位以下になったことがないとか・・・。
私は仕事帰りにときどき立ち寄りますが、定番の中華丼や五目やきそばが旨いですね。あんが特に熱々で旨さを引き立てていると感じています。

2012/12/09

ある日の八王子機関区

中央本線・横浜線・八高線の3路線が集まる八王子駅の南側には、八王子機関区がありました。明治17年(1884年)に甲武鉄道八王子機関庫として開設されました。明治39年(1906年)年に鉄道国有法により国有八王子機関庫となり、昭和11年(1936年)には八王子機関区となりました。
もともと蒸気機関車の基地でしたので、その名残りで転車台も残されています。中央本線が電化されてからは、八王子で平坦線用の機関車と山岳線用の機関車を付け替えたりもしていました。1964年に登場した写真のEF64形やJR貨物の新鋭EH200形では両区間とも走行できますので、八王子機関区の必要性も薄れ、2008年には廃止となりました。2012年には旧施設も解体されてしまいました。
今では八高線も電化されてしまいましたが、構内にはディーゼルカーも留置されていました。写真は使用を停止したと思しきキハ35形です。つい最近久留里線から同族のキハ30形が退き注目を浴びましたが25年以上前のこの頃、だいぶくたびれた感じでした。
いわゆる国鉄の事業分野の中でも、貨物輸送とローカル線については、その収益構造に特に厳しいものがありました。
自動車の発達が大きな要因ですが、効率についても疑問点がありました。たとえば貨物列車に連結されていた車掌車です。貨物列車には乗客は乗りませんし、駅でドアの開閉をすることもありません。80年代には使われなくなった車掌車が基地に留置されていました。
今回の写真を撮影したのは確か1984年で、当時私は中学生でした。最低区間運賃でキップを買って一筆書きで大回りで国鉄線に乗り、なるべくいろんな電車などを撮影しようというもくろみでした。カメラは父から借りたオリンパスペンのハーフサイズですね。36枚撮りのハーフで計72枚、なるべくいろいろなものを撮ろうと仲間と回りましたね。
当時の横浜線は103系で、写真のウグイス色のほか、根岸線と同色のスカイブルーの車両もありましたので誤乗防止に「横浜線」のマークを掲げて運転していました。

2012/12/08

田園都市線5000系(5105F)

私は休みの日に外出するときには、みなとみらい線を利用することがよくあります。やってくる電車はほとんどが東急5050系・5000系、横浜高速Y500系とほとんど同じ貌の電車で、たまに東急9000系が来るような感じです。
みなとみらい線が開通したのは2004年ですが、当時は8590系や8000系もみなとみらい線・東横線を走っていました。比較的新しい9000系や8590系は別として、8000系は「歌舞伎顔」と呼ばれる赤黒の帯を巻いた更新車が多く走っておりました。
東急ではできる限り長く電車を使う方針だったのです。しかし、省エネ・バリアフリーなどの社会的要請や交換用部品調達の問題と、技術革新や標準化の進展によるコストダウンを踏まえて新車製造へと舵を切りました。こうして2002年に登場したのが田園都市線用の5000系電車ですね。
写真の5105Fは2003年2月に東急車輌で完成したもので5000系の2次車に相当します。現在では編成中に3両の6扉車を組み込んでおります。「花と神社」めぐりのヘッドマークを掲示して東武線内を走る姿を撮影しました。
【撮影:佐野次郎 2012.11.4 せんげん台ー大袋間】

2012/12/05

田園都市線8500系(8631F)

東武伊勢崎線の主力となっている急行電車は、曳舟から分岐して押上駅に入り、東京メトロ半蔵門線に入って東急田園都市線まで乗入れます。南栗橋から中央林間まで優に100kmを越すロングランとなります。
半蔵門線では全列車各駅停車になりますので、東武線内では急行、東急線内では急行、各停あるいは準急と列車種別もそれぞれ代わります。
使用車両は東武・東京メトロ・東急の車両が走りますから、東武伊勢崎線の地上区間で撮影しているとほんとうに楽しいですね。いろんな電車がやってきます。
写真の8631Fは1983年9月に東急車輌で完成したものです。全車両が軽量構体車です。1997年に行先表示をLED化し、2003年に先頭車両に排障器を設置しています。
【撮影:佐野次郎 2012.11.4 せんげん台ー大袋間】

2012/12/02

京浜急行電鉄2000形(2451編成)

今日は自宅にベッドが搬入されることになっていて、それが終わってから撮影に出かけようと思っていたのですが、予定よりも1時間ほど遅くなり撮影に出かけるのはやめておきました。
年末で家具を買うという人も多いでしょうから、納品が遅れることを考えておくべきでしたが迂闊でした。そのかわり日本史の本をゆっくりと読むことができましたが。
このところは寒いせいか、なかなか仕事の疲れもとれず、撮影に出かけるのも億劫になりがちです。とはいうものの、土日の連投は難しいにしても、週一は撮りに行きたいところです。
写真の2451編成は1987年6月に川崎重工で完成したものです。もともと快速特急用として製作された2000形の4連からは、なんとなくNゲージ的な雰囲気を感じます。模型は場所を取りますので、実物より編成を短くすることがほとんどでしょう。そんな雰囲気です。

イオン本牧「ふじやま亭」の中華丼

「ふじやま亭」は、根岸線の石川町駅から横浜市営バスに乗って約10分、イオン本牧3階のフードコートにある中華の店であります。壁際にお店があって真中に座席があるというおなじみのスタイルですね。
中華丼はオーソドクスな味付けとスタイルですが、やさしい味わいでかなりの旨さだと感じます。野菜がしっかり食べられるのが魅力ですね。また赤ピーマンも入ってまして、こんなところはけっこう考えているんだなと思います。また付属のスープもいい味だしてます。
ちなみにここのフードコートはわりとこじんまりした感じです。以前には営業していたインド料理、うどん、寿司、アイスクリームのお店も閉じてしまいました。本牧には鉄道がないので、地元利用中心でなかなか商売が難しいのかもしれません。
そんな中でもこの「ふじやま亭」はなかなかの人気がある感じです。店員さんも親切で感じがいいですし、ラーメンに関してもかなり充実しています。地元住民にとっては、ありがたいお店だと思います。